人工知能を利用した、とにかく簡単に作りたい方向けのツール
2019.3.25、AI(人工知能)を使った作成ツール「ジンドゥーAIビルダー」が、Jimdo Japan 10thにリリースされました。
従来のものと操作方法、料金プランなども異なります。
従来版を「ジンドゥークリエイター」、AI版を「ジンドゥAIビルダー」と名称が変わりましたが、長いので、ここでは、クリエイター、AIビルダーと略して紹介します。
全く別物、互換性はありません。
単純に比較するのが難しいですが、いくつかピックアップしてみます。
AIビルダー | クリエイター | |
ページ公開 | 「公開」をクリックして反映 | 編集と同時に反映 |
無料画像 |
あり 約1200点のストックから利用できる |
自分で用意する |
画像加工 | フィルター加工が可能 |
他に加工ソフトなどを使う |
デザインの色設定 |
パターンから選べる AIが組合せ指定(大失敗がない) |
変更することができる カスタムは一定のセンスが必要 |
ショップ機能 | なし | あり |
ブログ機能 | なし | あり |
HTML/CSS編集 | なし |
あり(部分的に) |
SEO設定項目 | 有料版から |
あり |
ページ数 |
無料版は、5 ページまで |
無制限 |
いろんな機能は不要。シンプルに情報を書いて写真や動画を見せたい。
ホームページは時代に合ったスタイリッシュなホームページが欲しい。
デザインにすごくこだわりはないけれど(*)、写真をかっこよく見せたいなど。
例えば、ミュージシャン、写真家、イラストレーターさんなど芸術系アーティストさん、カフェ・レストラン、ファッション系など、撮影した写真をかっこよく見せたい方、商品などのブランディングサイト、会社紹介サイトなど。作り込むというより、スッキリ・シンプルに必要な情報の発信したい方は使いやすいと思います。
また、外国人向けの内容だったらスッキリした作りで好まれそうです。
*細かくカスタマイズするこだわりはないという意味です。
「かっこいい写真を使ってかっこよく。」
そんなホームページを素早く作りたい人におすすめのAIビルダー。
AIである特徴のひとつとして、配色や配置、余白など、選択肢は限られています。配色は選んだパターンで決まります。(バリエーションはあります。)コンテンツの組合せもパターンがいくつか決まっていて、つまり、こまごま自由に変更はできません。
このできない事をどうとらえるか。
想像してみてください。知識なしで好きに変更していくと、配色や余白に統一感がなくて、印象バラバラ。見にくく、わかりにくく、伝わりにくく、結果かっこ悪くなるのです。
AIビルダーのデザインレイアウトは非常にシンプル、洗練された統一感があります。
デザインやセンスはAIにお任せ、デザインにそこまで時間をかけたくないという方、迷うことができない分、内容作りに集中できるツールと言えるかもしれません。
自由度が少ないのにストレスを感じる人は、ジンドゥークリエイターも無料で試してみてください。
さくっと作れてしまうけれど、細かい仕様は1冊もっておくと便利かも。