検索エンジンから辿り着いたホームページを、
その先、閲覧するかしないかの判断は、たった3秒程度だといわれています。
第1印象だけでなくとも、閲覧する中で、直感で判断する要素として、大切な要素のひとつに「イメージ画像」(写真・イラスト)があります。
トップページの画像、つまり、タイトル看板やトップページに掲載する“ホームページの印象に大きく影響を与える画像”です。
検索結果の状況によりますが、
一般的に、閲覧者の多くはトップページから閲覧することが多いと思われます。
(また、下層ページから観たとしても、トップページを確認する可能性は高いとも思われます。)
はじめに閲覧されるであろうページで使用する画像を選ぶ時は、
3秒ルールをクリアする大きな要素の一つであり、どういう印象を与えたいのかを是非考えて選んでみてください。
画像は、「印象を伝える働き」と「内容・機能を伝える働き」のいずれかで使うことがでいます。
「印象を伝える働き」は、閲覧者にメリット感のある印象を演出してあげること。これは方法に幅がありますが、文字と連動して想像できるもの、とにかく間違った印象を与えないことが大事です。
「内容・機能を伝える働き」は、商品販売の場合など。
食べ物なら、美味しそうとか、物販なら、デザインのよさ、質感のよさ、機能性のよさをしっかり伝えられる画像を選ぶことが大切です。
トップページ以外の文中にも、画像を効果的に使ってみましょう。
文字が羅列してあるより、その文章にあったイメージが画像があると読みやすくなります。
ずばり、解像度の悪い写真画像。やはり印象が悪くなります。画像ソフトで加工することもできますが、初心者には至難の業です。
また、スペースを埋めるためだけに配置された内容とかけはなれた画像は、内容が伝わりにくくなる可能性がありますので、注意しましょう。
撮影するにせよ素材を探すにせよ、なかなかイメージ通りのものを用意するのが難しかったりします。そして自作する場合のハードルに、素材探しと画像加工作業があると思います。
ここでは、素材探しのパターンをいくつか紹介しますので、参考にしてください。
インターネットで「フリー素材 イラスト」「フリー素材 画像」「画像素材」「ウェブ素材」などで検索してみてください。
無料で使用できる素材が沢山ありますので、それを活用するのも手です。
(因みに、フリー素材とあっても、ロイヤリティーフリーの意味。無料という意味ではないので、
無料かどうかは、かならず確認してください)
その際、必ず「利用について」などの著作権に関する表記を確認ください。
・商用の利用が可能か。
・加工してもいいか。
・配布元ホームページのリンクを貼ることが条件になっているか。
・使用の報告などの義務があるか。
また、配布元は、基本的に著作権は放棄していないので、再配布はNGです。
再配布とは、その素材を他に配布すること。
具体的には、その素材自体を販売しちゃうとか、その素材をメインにしたオリジナルグッズを使って販売してしまうといったことです。
詳細は、配布元の規定で確認してください。
参考)
□プロ・フォト:写真素材(フリー素材)
□足成:写真素材(フリー素材)
ウェブ素材は、比較的リーズナブルな素材集が本屋さん、特にパソコン量販店のブックコーナーなどでも販売されています。
販売している素材は無料で配布されているものよりクオリティーが高いので、サイトのイメージにあった素材集があれば、購入してしまうのも手です。
おすすめ素材集準備中
イメージ通りのものが欲しい場合は、素材サイトを物色してみるのも1つの手。
やはり、販売されている素材集と比べると1枚単位で販売している素材は高額ですが、
印刷物用に比べてウェブ用はそんなに高い解像度は必要ないので、ものによっては掘り出しものがあるかもしれません。
□sozaijitenn.com:イラスト・写真素材
まずは、欲しい画像のキーワードで検索してみてください。ものよっては、素材辞典イメージブックシリーズに収録されている画像など、お手頃価格で購入できるものもあるかも。
□PIXTA(ピクスタ):写真素材
□YOURSTOCK(ユアストック):写真・イラスト素材
ほかにもいろいろあります。検索して探してみてください。
なんていっては、もとも子もない、、といわれそうですが、(汗)
現実的には、
画像を使う = 画像ソフトを使う。
なんて、ハードルも出てきてしまったりもします。
全体の訴求や見栄えにも大きく影響する「タイトル看板など主要な画像」だけでも、相談してみつつ依頼しちゃうっていうのも手だと思います。